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あえて、失敗を想定する。

  • 3月18日
  • 読了時間: 2分

新小学5年生の国語。


小4の頃から、じっくりと根っこを育ててきた生徒がいます。今日、小5のテキストを先取りで解かせてみました。


結果は、一発で満点。見事な成長です。素晴らしい。


だからこそ、ここで立ち止まりません。次は、あえてぐっと難度を上げた問題にチャレンジさせます。題材は『モモ』。時間泥棒と、不思議な少女の物語。非常に現実離れしたお話です。小学生が自分の日常と照らし合わせて読もうとしても、全くイメージが湧かないでしょう。つまり、これまでの「感覚」が通用しない文章なのです。


正直に言えば。ふたを開けてみないとわかりませんが、今回はうまくいかない可能性が高いと見ています。おそらく、苦戦するはずです。


けれど、それでいいのです。


最初からすらすら解ける問題ばかりをこなしていても、本当の学力はつきません。「読めない」「イメージできない」という壁にぶつかったとき。


そこからが、私の出番です。

感覚が通じないなら、どうするか。「論理」で読むのです。


言葉の定義、言い回し、文の構造。ルールに従って、見えない世界を論理的に組み立てていく。その読み方を教えるために、私は教室に立っています。うまくいかなかったとしても、全く気にする必要はありません。その「つまずき」こそが、新しい解き方を手に入れるための最高の準備運動になるからです。良質な失敗をさせ、そこから論理で引き上げる。長い目で見たとき、間違いなく力になる方法です。


さあ、どんな顔で悩んでくれるか。ふたを開けるのが、少し楽しみでもあります。

 
 
 

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