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20字以内の、暗黙のルール。

  • 5月18日
  • 読了時間: 2分

小学6年生の国語。


当塾には「国語の解き方」という独自の教材があります。世間ではよく、国語の力を「読解力」という言葉で表現します。 しかし、この言葉は分解して考えなければなりません。


読んで字のごとく、「読む力」と「解く力」です。


文章の内容がわかっている(読む力がある)のに、点数が取れない。 それは、「解く力」が欠けているからです。 今日の授業で、まさにその典型的な出来事がありました。


「20字以内で答えなさい」という問題。 ある生徒が、5文字で解答を書いてきました。


純粋に日本語として考えれば、5文字は「20字以内」です。 嘘はついていません。 しかし、国語のテストではバツにされます。


なぜか。 国語のテストには、「暗黙の了解」が存在するからです。


「〜字以内」と指定された場合、そこには出題者からのメッセージが隠されています。 「これくらいの字数を使わないと、必要な要素が入りきらないよ」というサインです。

だから、指定字数の8割程度は埋めるのが、国語における「ルール」なのです。


このルールのせいで、彼の答えは不正解とされました。


しかし、その「解く力(ルール)」を教えた途端。 彼はすぐに本文から必要な要素を拾い直し、見事な正解を導き出しました。彼自身も、「解く力」を知っていることの威力を、肌で理解したはずです。


学校で教えるのは、「読む力」であり「文章を味わう力」です。 それはとても大切なことです。 しかし、テストで点数を取るための「解く力」は、学校では教えません。それは学校の役割(範疇)ではないからです。


現代のテストを攻略し、自分の実力を正しく点数に反映させるためには、 この「解く力」に特化した勉強が、絶対に避けて通れません。


感覚で読むのは、もう終わりです。 ルールを知り、論理で解く。 そのための武器を、今日も手渡しています。


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