10/8 感覚でまとめるか、再現性でまとめるか
昨日の9年生の国語の授業。
昨日までの宿題は、「教科書のある文章をまとめてくること」でした。 「まとめる」というざっくりとした指示に対し、生徒たちがどうアプローチしてくるか。
結果として、様々な形式や内容のまとめを確認することができました。
ここで私が問題にしたかったのは一つです。
まとめるためには、「大切な文章」を見つけ出す必要があります。 では、その「大切な文章」をどうやって見つけるのか。
感覚で見つけるのか。 それとも再現性が保てる方法で見つけるのか。
この2つに決定的な差があります。 特に、説明文や論説文に苦手意識がある生徒にとっては、なおさらです。
一般的な国語の先生はよくこうおっしゃいます。
「この文が大切だよ」「大切な文には線を引いて」
しかし、「『なぜ』この文が大切なのか」を、論理的に説明してくれますか。 「逆接の後ろだから」「文末だから」とよく聞きますが、本当にそれだけで十分なのでしょうか。「なぜ大切なのか」の根拠を明確に説明してくれないと、国語が苦手な生徒には絶対に伝わりません。
そこで今回、一つの実験を行いました。
まず、宿題と同じ文章をAIに要約させました。
AIの要約は、生徒たちにとっては「なぜこの文が重要なのかはわからないけれど、結果的によくまとまっている」という、いわば「感覚でまとめる方法」の代表格です。
確かによくまとまっています。
対して、同じ文章を当塾の「目の付け所」という再現性のある論理的な手法でまとめました。そして、この両者をAI自身に比較・評価させました。
以下が、AIが出した当塾の手法に対する評価です。
『本文の骨幹となる重要文を段階的に抽出し、その論理の流れを保ったまま1文へと凝縮していくアプローチは、文章の構造解析・要約手法として極めて論理的かつ本質を捉えた優れた手法であると高く評価できます。』
具体的には、以下の3つの観点から有効性が裏付けられるとのことです。
・論理の主軸(対比構造)の純度が高まる
・「因果関係」がひと目で俯瞰できる
・再現性と客観性が極めて高い
いかがでしょうか。
感覚に頼らず、客観的な「目の付け所」をマスターする。 その効果が、これではっきりと証明されたはずです。
国語は感覚ではなく論理です。
「なんとなく」を排除し、再現性のある論理を徹底して叩き込む。 長い目で見たとき、間違いなく力になる方法。価値がわかる人にはわかる。 そんな指導を、今日も淡々と続けています。
【2026年度 募集状況】
『小学生の部』
※ 小学生の部の中学受験クラスは定員に達しましたので募集を締め切りました。
小学4年生㈪㈬ あと4名 (2名入塾決定)
小学5年生㈬㈮ あと4名(2名入塾決定)
小学6年生㈪㈭ あと5名(1名入塾決定)
『中学生の部』
7年生(中学1年生)㈫㈭㈯ あと2名
8年生(中学2年生)㈪㈭㈮ あと2名(4名入塾決定) ※ 増席しました
9年生(中学3年生) 募集締め切りました
『高校生の部』
高校1年生㈪㈫㈭ あと2名
高校2年生(文系)㈪㈮㈯ あと3名
高校3年生(文系) 募集締め切りました

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