小4の枠は、外します。
- 2 時間前
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新学年が始まったばかり。ですから漢字の練習はゆっくり行います。
ただ、机に向かう彼を見ていて、ふと気づきました。「もしかして、漢字を読むのがかなり得意なんじゃないか?」
大当たりでした。
小4の漢字は、ほぼ完璧に読める。試しに見せた小5の漢字も、かなりの数を読んでみせます。そこで、少し問題の毛色を変えてみました。「日常でよく聞くけれど、漢字にすると読めない言葉」。すると、彼の目の色が変わりました。身を乗り出し、ものすごい勢いで食いついてきたのです。
予定より少し早く授業の区切りがついたので、「次の時間まで、漢字の読みに挑戦してていいよ」と声をかけました。
普通なら、休憩したい時間です。しかし、彼は無言で「ガッツポーズ」を作り、嬉々として問題に没頭し始めました。
学ぶことの根っこ。それは「知りたい」「読みたい」という純粋な知的好奇心です。
この火が点いている時に、「君は小4だから、小4の漢字だけをやりなさい」と制限をかけるのは、大人の怠慢でしかありません。これほど楽しい反応を見せてくれるのなら、学年の枠に閉じ込めておく必要はない。決めました。「書き」の練習は、基礎として丁寧に小4の内容を固める。しかし、「読み」の練習は、今日から小5さらに小6の領域へ踏み込ませます。
出る杭は、打たない。本人の知的好奇心が求める限り、どこまでも先へ引っ張り上げる。
ガッツポーズで作られたその「熱」を、私たちは絶対に見逃しません。

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