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後ろには、ない。

  • 2月4日
  • 読了時間: 1分

小学5年生の国語。

「これ」「それ」「あれ」。いわゆる、こそあど言葉。

普段、無意識に使っている言葉です。だからこそ、みんな軽く見てしまう。そして、文章読解において、致命的なミスを犯します。


今日も、典型的な間違いがありました。


「『それ』が指しているものは何か?」という問いに対し、一生懸命、「それ」より「後ろ」の文章を探しているのです。悲しいかな。いくら探しても、そこに答えはありません。

特に小学生が読む文章において、指示語の中身は、原則として「前」にしかありません。すでに述べたことを指すから、「指示語」なのです。


言われてみれば、当たり前の理屈です。


しかし、この当たり前を、多くの子は知りません。学校では「文章を味わうこと」は習っても、こうした「得点するための鉄則」までは教わらないからです。だから、教えないと気づけない。「後ろを見るな、前を見ろ」と。


もちろん、一度教えたくらいでは、また無意識に戻り、後ろを探してしまうでしょう。長年の「なんとなく読む癖」は、そう簡単には抜けません。


ですが、私たちはあきらめの悪い塾です。

彼らが無意識に「前」を探せるようになるまで、何度でも、しつこく教え続けます。


国語は、あてずっぽうの宝探しではありません。ルールを知っている者だけが勝てる、論理のパズルなのです。

 
 
 

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