間違いの価値。
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小学5年生の国語の授業。 最近、当塾に新しく入ってくれた生徒がいます。
この生徒が、実に良い意味で「間違い」をしてくれるのです。
当塾には、「国語の解き方」という教材があります。 国語の問題を解くために必要な、絶対的なルールと常識をまとめたものです。この教材には、学校では教えてくれないことが満載です。それは、学校の授業が不足しているからではありません。 単なる「役割の違い」です。
学校は、「文章を味わう場所」です。 登場人物の心情に寄り添い、豊かな感性を育む。一方、塾は「問題を解く場所」です。 聞かれていることに対し、本文の根拠を用いて、客観的に正解を導き出す。
国語は感覚ではなく論理です。 味わうだけでは、テストの点数には結びつきません。
新しく入った生徒は、ことごとくこの「国語の解き方」に関する間違いをしてくれます。 しかも、毎回違うパターンで。そのたびに、私は「国語の解き方」を紐解きます。 なぜ間違えたのか。どうすれば正解にたどり着けるのか。 一つひとつの教訓を、論理的に伝えていきます。
毎回違う間違いをしてくれるということは。 毎回、新しいルールを教えられるということです。
この子が、このルールを一つずつ吸収していったらどうなるか。 そう考えると、今後の成長が楽しみで仕方ありません。
間違えることは、決して悪いことではありません。 そこから育てていけばいいのです。長い目で見たとき、間違いなく力になる方法。 それを徹底して叩き込みます。
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