「よく読め」の正体。
- 5月13日
- 読了時間: 2分
9年生の国語。 今日は、文章読解問題を解くために「最も大切なこと」を改めて確認しました。言われれば、誰もが「当然だ」と思うことです。 しかし、当然すぎるがゆえに、ほとんどの生徒が気に留めません。そして、ミスをする。
そんな子供たちに対して、大人や塾の先生はよくこう言います。
「問題文をよく読んで答えなさい」 「もっと丁寧に読みなさい」
では、質問です。 「よく読む」「丁寧に読む」とは、具体的にどういうことですか?
それを言語化して伝えてあげないと、子供たちには響きません。 なぜなら、彼らはすでに「自分なりにしっかり読んでいるつもり」だからです。
文章読解において、最も大切なこと。 それは、「聞かれていること」と「守るべきこと」を特定することです。「理由」を聞かれているのか、「内容」を聞かれているのか。 「十字以内」なのか、「抜き出し」なのか。
「聞かれていること」に対して答えなければ、正解になる確率は0%です。同じく、聞かれていることに答えていても、「守るべきこと(条件)」を守らずに答えたら、正解になる確率は0%です。
至極、当たり前のことです。
「そんなこと、わざわざ確認する必要があるのか」と疑問に思うかもしれません。では、なぜ大人は「よく読んで答えなさい」という、曖昧な言葉に逃げてしまうのでしょうか。それは、この「当たり前」を、大人自身が無意識に処理してしまっているからです。
無意識に行っていることを、一度「意識」の土俵に引き上げる。 「聞かれていることは何か?」「条件は何か?」と、意図的に確認させる。そして反復を重ね、それを再び「無意識」でできるレベルにまで落とし込む。
これが、国語の「解き方」を身につけるということです。
「なんとなく」の読解は、もう終わりです。 当たり前を、当たり前にこなす。 そのための厳しい訓練を、今日も続けています。
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