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その反応は、「は?」

2月24日
読了時間: 1分

新高校1年生。理社クラス、最後の授業。


最後の授業だからって手ぶらで帰すわけにはいきません。高校化学で、誰もが「面倒くさい」と嘆く単元。「モル計算」の指導です。教科書や参考書の解法を見ると、なんだかややこしい公式や単位が並んでいる。ここで化学を嫌いになる生徒は、山ほどいます。


しかし、私はこの単元が大得意です。なぜなら、ある「方法論」を見つけてしまったからです。公式なんて覚える必要はありません。その「視点」さえ持っていれば、どんな複雑なモル計算も、パズルのように解けてしまう。


今日は、その解法を生徒たちに伝授しました。黒板に書き、説明し、実際に解かせてみる。

すると、教室の空気が一瞬止まりました。そして、生徒たちの口から漏れた言葉は、たった一言。


「は?」


怒っているわけではありません。あまりに簡単すぎて、拍子抜けしたのです。「え、そんな簡単でいいの?」という困惑と、驚き。


その反応が見たかった。


難しく教えるのは、誰でもできます。難解なものを、本質だけ突いてシンプルにするのが、プロの仕事です。


「は?」という言葉は、最高の褒め言葉です。



この武器を持っていれば、高校化学は怖くありません。自信を持って、高校へ進んでください。最後の授業、いい顔をしていました。

 
 
 

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