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答えは、教えるな。

  • 執筆者の写真: 西大井駅前教室 歩み塾
    西大井駅前教室 歩み塾
  • 1月19日
  • 読了時間: 2分

7年生の英語。今日は徹底した問題演習と、アクティブラーニングを行いました。


教室は活気に満ちていました。しかし、私は授業を止めました。ある「大きな誤解」が、教室に蔓延しかけていたからです。わからない生徒に対し、わかる生徒が「ここは what book だよ」と、単語そのものを教えてしまっていたのです。


「それは教えることではない。ただの答え合わせだ」


当塾のアクティブラーニングにおいて、「答え」そのものを教えることは禁止です。教えるべきは「解き方」であり、「考え方のルート」です。英語は暗記科目ではありません。論理です。


なぜ、what ではなく what book なのか。


その理由を説明せず、ただ正解の単語を口にする。それは相手から「なぜ?」と考える機会を奪う、最も残酷な親切です。


「この文を日本語にしてみよう」「文の要素はどうなる?」「WHの疑問文のルールではどうなってる?」。そうやって問いかけ、ヒントを出し、相手が自分の脳で考え、「あ、そうか! 『何の本』だから what book か」と、自力で答えに辿り着くのを待つ。


答えを「教える」のではなく、答えを「導き出させる」。

この違いは、決定的です。


答えを聞いて書いた「what book」は、明日には忘れます。しかし、自分で理屈に気づいて書いた「what book」は、知識として残ります。


相手のためを思うなら、安易に答えを与えないこと。それが、当塾の生徒としての「誠実さ」です。


この厳しいルールの中でこそ、本物の学力は育ちます。

 
 
 

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